新米父さんの色んな奮闘記〜耳下腺腫瘍と子育てと日々のあれやこれ

2019年の夏、「耳下腺腫瘍」と診断されたことをきっかけに始めました。耳下腺腫瘍の手術やその後の経過、子育てのこと、日々感じたり見たあれやこれなど、思うままに書き連ねていきます。

勤続10年経ちました

新卒で入社をして10年が経ちました。

なんというか、あっという間でもあり、とても濃い期間でもありました。

求人広告事業を通じて色んな変化の真ん中にいることを実感しています。そして改めて思い返すと、本当に時代は変化をするし思っている以上に劇的なのかもしれません。

 

 

入社した時は東日本大地震の半月後。

世の中では震災の影響での内定取り消しもあったり、まだ計画停電があったり、原発関連のいろんな報道があり………

日本は、自分たちの生活はどうなるんだろうかという不安は拭えない状況でした。

 

その後の5年間は段々と回復を実感する日々が続きました。生活は大分普段通りとなり、関東圏では様々な商業施設がオープンし、都心の地下鉄網がすごく便利になりました。(東横線-副都心直通は中々なインパクト)

 

求人広告も、掲載数・求人倍率が高まり始め徐々に採用難を本格的に感じる時期に。媒体や手法も、徐々に増え始めてきました。

 

 

2016年あたりからはオリンピックに向かってさらに世の中が活気付きます。

僕は直接オリンピック関連のお仕事をしてはいないのですが、インバウンドを見越した新規事業、福祉社会を支えるための事業拡充、増える商業施設へのリアル店舗出店対応……間違いなくリーマンショックや震災後の雰囲気と変わっていました。

 

 

2020年に入ってからは知っての通り、コロナ禍です。わずか2ヶ月余りで採用ニーズが世の中から減り、2019年比で5〜60%ほど世の中全体の景況感が下がっていて(僕らの指標では売り上げや広告出稿数ですね)、「こんなに短期で変わるのか」ということを突きつけられました。

リーマンの頃と異なり、好調な業種もありますが、僕がメインで支援している業種はまだまだ厳しい環境が続きます。

 

 

ビジネスマンとして過ごしたこの10年。

特にここ1〜2年は厳しいことは間違い無いです。

 

 

ただ、ちょっと振り返ると色んなものは10年近い周期なのかなとも思いました。

 

バブル崩壊後の1990年代。

まだ小さかったけど、2000年に近づく頃には閉塞感はなかったのかなと思い返します。

 

ITバブル後リーマンショック前の2000年代。

リーマンショックが起きる前までは世の中がなんだかワクワク。就活をしていた先輩もガンガン内定をもらい好景気感満載でした(リーマンショックでガラリと変わりましたが)

 

震災後〜コロナ禍前の2010年代。

オリンピックのインパクトがあったことは間違い無いですが、全ての変化がとてもワクワクキラキラしていたなと思います。

 

今はコロナ禍。いつまで続くかわかりません。

でも、これまでの10年スパンの変化を見るときっと好転する時が来るとも思っています。

 

もちろん、ただ腕組みして待っていて良いわけではありません。変化にしっかり対応できるチカラ・スキル・知識を身につけていきます。

 

10年後、どんなことを思い返すことになるか、

不安もあるけど楽しみでもあることを感じた、今日この頃でした。