新米父さんの色んな奮闘記〜耳下腺腫瘍と子育てと日々のあれやこれ

2019年の夏、「耳下腺腫瘍」と診断されたことをきっかけに始めました。耳下腺腫瘍の手術やその後の経過、子育てのこと、日々感じたり見たあれやこれなど、思うままに書き連ねていきます。

10年目の3.11におもうこと

10年が経ちました。

僕は東日本大震災発生時は大学の卒業旅行の出発日でした。時間的にはヨーロッパに向かう飛行機の上でした。

 

東日本大震災発生を知ったのはスペインに着いて、現地の若者にまさかの現金全額スられて警察に行った時。ニュースで流れているのを見てでした。

 

ホテルで改めてニュースや続報、現地の新聞を読んだり。

翌日からの移動で回ったスペイン、イタリア、フランスで現地の方から「日本は強い。だから大丈夫!」と励ましの声をもらったり。

もしかしたら日本に帰れないかもという話が出始めたり。日を追うごとに海外にいても震災の現実を感じるようになりました。

 

帰国をしてからはビジネスマン1年目がスタート。

色んな変化がありました。その中でテレビでは様々な切り口から被災地復興の話が報道されました。

 

10年を迎える今年は今まで以上に復興関連の話を見ている気がします。あの時小学生だった子が今何をしているか、とか。この街はどんな状態か、とか。

 

改めて、被災地の方達の力強さを感じました。

果たして自分が同じ境遇になった時、同じように力強くいれるのだろうか、考えてしまってばかりです。

 

 

ただ、今年は少し考え方が変わったと思います。

きっと生活環境が変わったり、コロナ禍という難しい局面にいるからかもしれません。

 

今のままでいいのか、

もっとできると思っていい事があるんじゃないか、

 

楽しんでるか、

我慢ばかりしてないか、

後悔しないのか、

 

すごく抽象的ですが、どこか「きっとできない・難しい」で気持ちが占められていたのかもしれません。

 

 

自身が直接被災をした形ではないので、

3.11の捉え方も恐らく異なるかもしれませんが、

 

自分の考え方を変える・変えれる

 

そんな決意の日にもなるかなぁと、

ふと感じました。

 

 

抽象的な事ばかりですが、

具体的な行動を改めてスタートする、

そんな始まりの日にしたいと思います。