新米父さんの色んな奮闘記〜耳下腺腫瘍と子育てと日々のあれやこれ

2019年の夏、「耳下腺腫瘍」と診断されたことをきっかけに始めました。耳下腺腫瘍の手術やその後の経過、子育てのこと、日々感じたり見たあれやこれなど、思うままに書き連ねていきます。

オリンピックに思うこと

仕事で国立競技場の近くへ。

と言ってもオリンピックにも、スポーツにも、国立競技場にも携わっていないので眺めるだけ。

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いよいよオリンピックやる・やらない(延期)のジャッジ日が本格的に迫ってますね。

関連する事柄も色々出てきて、本当に影響の大きさを感じます。

 

 

やってほしい、

やらなくていい、

やらないと生活に大きな影響が、

やらなくても生活に影響はない……

本当に色んな意見があります。

 

 

学生時代までスポーツに競技者の立場で活動をし、今はスポーツ大好き人間という立場の自分。

国立競技場を眺めながら、

それぞれの視点で思うことが改めてありました。

 

(元競技者として)

オリンピックはやってほしい。

だって、競技者にとっては人生をかけてきたものだから。特に、プロリーグが無かったり知名度や立場が低い競技をしている者にとっては「表現やアピール出来る絶好の機会」。また、人によっては本当に最初で最後の機会というケースもある。

知名度が低い競技にとっては、将来の発展に繋がる機会でもある。

自分はスノーボードをしていて、その中でクロスとテクニカルをやってました。当時はまだ認知度は低く、いかに世の中に知ってもらうことが大変かを痛感してました。だからこそオリンピックなどのイベントが与える「世の中に知ってもらえる力」はすごいと思う。

 

もちろん、今の環境は過去に無い難しい状況ではあるけど、オリンピックが与える影響を考えると正に内村航平が言っていた「できる方法を全力で考えていく」ことに尽きるのかもしれない。

 

 

(スポーツ愛好家として)

この視点に立つと「万全な状態にできないならばやらない(延期)」がいい。この万全な状態というのは「予想できる全てのケースに対する対応策が実行できている」こと。

 

無観客あるいは徹底した入場制限とか、

バブルのように外との交流の最大限制限とか、

行動ルールを破ったケースへの厳しい対応とか、

…小さなアタマで考えられることはわずかや…

 

この環境です。完璧な対策は無いと思う。

でも完璧に近づけることはできるのでは、と思う。

そう考えた時に「どこかに穴があると、何か起きた時に全ての批判がスポーツそのものに向けられ、今までどおりの楽しみ方や刺激の受け方ができなくなる」と思ってしまうから。

 

インパクトは大きいとは言え、負のインパクトが結果大きくなるなら、スポーツを結果悪くさせてしまうなら、オリンピックはやらず、本当に多くの人が気兼ねなく楽しめる時に向けて出来ることを頑張る方が良いと思う。

 

 

スポーツで無くても得られるものはもちろんあります。ただ、スポーツだから得られるものもあります。どうか、コロナが落ち着いた時に以前と同じようにスポーツを楽しめる世の中であってほしいです。