最初の検診まで〜歯科医院×耳鼻咽喉科〜
耳下腺腫瘍は性質上、摘出して病理検査しないと本当の状態はわからないとのこと。
じゃあ、自分の場合何故気づけたのか?
それは、「周囲の気づき」でした。
最初は身内の「なんか腫れてない?」の指摘。でも、この時はすぐに診察せずでした。
理由は、以前顎関節症を起こしたところとまったく同じだったので「この辺のちょっとした腫れでしょう」という、まぁ素人判断。
実際ほんとうに何の痛みも無かったのですから…
それから約1年くらい。
腫れがすこーし最初より目立ったころです。
仕事の関係で医師の方とお話しすることが多いのですが、その時にきっちり指摘されました。
「これ……ちょっと触っていいですか?………耳下腺炎か腫瘍かもですね」
……………腫瘍?
いや、全く痛くないけど……
「触った感じは良性の様子だけど、これは大きいところで診てもらって、摘出しないとダメなやつだと思う。でも、違うかもだから一回耳鼻科行くといいよ」
まず第1に、この一言が無ければ次の耳鼻咽喉科に行こうとならなかった。
ホントに感謝です。
うまくタイミングが見つからず、実際に耳鼻咽喉科に行けたのはその1ヶ月後。
ただ、ここはもはや紹介状もらう為だけに行ったくらいになった。
診察早々、先生から「あ〜〜、これは耳下腺系だねぇ。うちじゃ厳しいから紹介状出すね」
とそっこう(笑)
家から近い地域総合病院に行けることになり、ようやく本格的な診察に移ることになりました。
この間も、まったく痛みも痺れもないから本当に自分が耳下腺腫瘍なのかわからない。
「いや、違いましたね」という診察になるなら良いのだけれど、そんな楽観もまだありました。
とりま、総合病院での検診編にうつります。